ネットワーキング/トークセッション

女性経営者に必要な発想とパッション

1日のカンファレンスを振り返り、女性経営者がこれからどのような発想で仕事に取り組むことが大切かについて、年間200名の経営トップに指導してきている岡島悦子氏と、事業継承した諏訪貴子氏の視点を佐々木かをり氏が引き出しながら、ネットワーキングパーティーへとつなげていきます。

マイナスの言葉は捨てる。
承認欲求より、「自分が何をやりたいか」

諏訪 貴子

ダイヤ精機株式会社 代表取締役

 ネットワーキングパーティの前に、会場を巻き込んだトークセッションで 1日を振り返ります。進行は佐々木かをり氏です。「今日はずっと13時から参加していただいていますが、楽しんでいらっしゃいますか?」と佐々木氏が会場に呼びかけると、「はい!」と答える女性たちの声。楽しい笑い声も起こります。
まずは父親の町工場を継いだ社長であり、著書がドラマ化もされた諏訪貴子氏が事業継承の体験と課題を語ります。
「最初はいつ寝て、いつ起きたのかが分からないぐらい大変な状態。その時にシェイクスピアの『人は幸も不幸もない。考え方次第だ』という言葉に出会い、『困った』『大変』『つらい』いうマイナスな言葉を自分の中から全部捨てちゃいました」とパワフルに語ります。さらに「2代目なので、自分が創業者になってみたかった」ということで一昨年起業したという言葉に、会場が沸き立ちます。

岡島 悦子

株式会社プロノバ 代表取締役社長

 年間200名の経営トップに指導してきている岡島悦子氏は、「ベンチャー業界のゴッドマザーと呼ばれています。経営者のかかりつけ医みたいな仕事です」と自己紹介。佐々木氏が「女性の企業経営の規模を大きくするというのが今日のテーマなのですが、岡島さんが会場の皆さん、私たち全員に処方箋をあげるとすれば?」とたずねると、「承認欲求の呪縛からの解脱です。みんなに『すごいね』と言ってもらうより、ご自身が何をやりたいか。女性はイノベーションを起こせると私は思っています」と語りました。

佐々木 かをり

株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長
株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長

 後半は会場から質問を募ります。「経営者になると男性的になる女性がいるが、どう考えますか?」という声からディスカッションが展開。「自分が女か男かわからないときがある」など、笑いを交えながら岡島氏、諏訪氏が自身の考えを語ります。佐々木氏は「女らしくということで全員がミニスカートでなくてはいけないのではなくて、人としての魅力をそのまま出していいという社会になってきているということを、私たちもエンジョイしなくては」と佐々木氏がまとめます。
さらに、「パートナーとの関係をうまく保つ秘訣は?」「Think big、自分を大きく考えるというブレークスルーがあった瞬間は?」「自分のリミッターを外すために、どういうことを心がけるとよいか」などの質問が上がり、岡島氏らが「セルフ・エフィカシー(自己効力感)」などのキーワードを交えながら答えていきました。

 最後に佐々木氏がパワフルに締めくくります。
「今日の出会いを次のスケールアップにつなげていただきたいと思っています。私たち全員のビジネスが大きく成長すること、そして東京都が私たちの手によってさらに成長していくこと。そんなことを祈って、乾杯!」
全員が笑顔でグラスを合わせ、この後は参加者と登壇者がひとつとなり、熱い志を分かち合うネットワーキングを楽しみました。

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