主催者ご挨拶

開会に先立ち、本会議主催者である小池百合子 東京都知事より、本会議への思い、これからの東京都が女性活躍において保持しているポテンシャルについて語られました。課題を捉えながらも、それを改変していくポジティブな姿勢で、会場全体を盛り上げました。

牽引役は女性。
いい仲間と、経営の可能性を広げる一日に

 13時、いよいよカンファレンスがスタート。盛大な拍手に迎えられ、小池百合子都知事が登壇します。「みなさま、こんにちは!」というパワフルな挨拶に会場が応え、オープニングスピーチが始まりました。
はじめに、「Newではなく、“N E W”です」と、カンファレンスのタイトルをゆっくりと大きく発音し、改めてNetwork、Empowerment、Entrepreneurial、Womenというキーワードについて強調する小池都知事。東京都が目指している「男性も女性も、子どもも大人も、障害を持っている人もLGBTの方も、みんなが輝ける都市」、ダイバーシティの一環として、女性経営者に向けたカンファレンスをスタートした思いを語ります。

小池 百合子

東京都知事

「東京都の開業率は6%。これを倍にしていきたい。その中でも、けん引役は女性だと、私は考えております。子育て、教育、そして家事、さらには介護、私たちの身近なところには、いろんなニーズが、シーズが、転がっています。それをいかにして“業”にしていくかということ、それについては経営の知識もなければなりません。経営者として必要な能力をみんなで高めていきたいという思いで、本日のカンファレンスをスタートしました」

 そして、現在の日本における課題に触れていきます。
「女性のエネルギーを活用しているか否か。日本はジェンダーギャップ指数が144か国中110位と、ずっと低迷したままです。女性の役員比率もまだまだ低い」
しかしそのような状況も前向きにとらえ、「低いということは、コップのなかの水で言うと、これからもっとそこに新しい水を入れていく可能性があるということ」と語ります。現在は20%近くに迫っている東京都の女性の管理職比率を、2025年には25%に引き上げていくとし、「みなさんは、ハイヒールは履いているけれど下駄は履いていないから、自信を持って」という言葉を、笑顔で語りました。

 さらに子育て環境、働き方改革にも迫ります。
「女性が働きやすい職場になると男性も働きやすくなり、結果、生産性も上がり、さらに企業の利益が上がっていく。日本経済が厳しい局面にあるのならば、そこを切り開いていくのは女性のみなさん、女性の経営者のみなさんだと、私は確信しています」

 最後に、「ディスカッションとネットワーキングの場として、今日のこの日を活かしていただきたい。いい仲間を得るという、そんな1日にもしていただきたい」と会場に呼びかけます。「ああ、来てよかったなと思える、そんな会議にしてまいりましょう!」と締めくくり、熱い拍手が沸き起こりました。

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