全体レポート

女性経営者に向けた第1回「N E W CONFERENCE」開催!

 1月22日(火)、東京都における女性活躍推進の一貫として、ビジネスにおける成長を目指す女性経営者に必要な経営知識やスキル、それらを共有するつながり・ネットワークの獲得を支援するカンファレンスが開催されました。
目的の1つ目は、女性経営者の置かれている状況や課題を見極めながら、今後どんなビジネスの可能性があるのか、事業を発展していくためにどんな挑戦をしていく必要があるのかを議論していくことにありました。

 2つ目の目的は、今後そのために東京都に取り組んでほしいことを提言にすることです。登壇者を中心とするアドバイザリーボードメンバーと共に、議論・検討し、講演やパネルディスカッションの内容も含めて提言書にまとめ、今後の取り組みについての宣言を、小池百合子都知事をはじめ参加者とともに採択しました。

 3つ目の目的はネットワークの構築です。参加者同士で積極的に情報交換をすることで、新しいビジネスの契機としていくことを目指しました。

 ビジネスにおける成長を目指す女性経営者がより活躍できる契機となるようなコンテンツ盛りだくさんの1日が、13時にスタート。まずは主催者挨拶として小池都知事が壇上に。「経営者として必要な能力をみんなで高めていきたい」と、カンファレンスをスタートさせた思いを語り、女性活躍における日本の課題と、現状を打破することで「生産性も上がり、さらに企業の利益が上がっていく」という経済への影響を述べました。

 続いて、基調講演としてキャシー・松井氏が登壇。「ウーマノミクス」という言葉をつくり、女性のビジネス参画とその経済効果を長年研究してきた20年の間に投資家から出た疑問にどう答えたのかを、豊富なデータを示しながら解説。「日本の場合は女性が活躍すると、経済成長率も上がる」と力説しました。

 2つ目の基調講演では、2社を経営し、1000人が毎年参加する「国際女性ビジネス会議」を20年以上プロデュースしてきた佐々木かをり氏が登壇。真のダイバーシティ推進のために必要な個人の意識、行動について提言。また、ダイバーシティの理解度を数値化するオンラインテスト「ダイバーシティインデックス」などの取り組みを紹介しました。

 さらに、活発な議論を展開したパネルディスカッション。1つ目は「東京の未来をつくる~働き方、暮らし方、そして。」と題し、小島慶子氏の進行で小林りん氏、有森裕子氏、クリスティン・エドマン氏が、それぞれのビジネスにおけるの体験談をシェア。ダイバーシティ社会のためにこれからの女性経営者が牽引していく役割について意見交換しました。

 2つ目のパネルディスカッションは「女性経営者の視点〜事業発展における課題と経験」と題し、大江麻理子氏の進行で米良はるか氏、秋山咲恵氏、山田メユミ氏、石黒不二代が登壇。このカンファレンスのミッションである「企業規模を成長させること」について率直に語り合い、「自分のなかのリミットを外す」ことを会場に向けて提案しました。

 そしてここで、東京都への政策提言、提言の手交、宣言の採択、記念撮影が行われます。小池都知事が「今日は6つもご要望をいただきました。これらを1つ1つ、みなさまを後押しするというエコシステムをつくっていきたいと思っておりますので、この東京が女性で輝いている街として、世界に発信してまいりましょう」と高らかに宣言。

 最後は、「女性経営者に必要な発想とパッション」と題した、トークセッションです。佐々木かをり氏の進行で、諏訪貴子氏、岡島悦子氏が参加者とともにパワフルなトークを展開。会場からは次々と質問が上がり、それに答える形で、自身の事業のスケールアップにつなげるには何が必要なのかを話し合っていきました。

 その後は、終了時刻まで、軽食を楽しみながらのネットワーキング。講演やパネルディスカッションで知識を獲得できただけでなく、参加者同士もつながり、エネルギーを分かち合うことで、東京の、日本の成長に貢献していくための第一歩が幕を下ろしました。

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